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2011年5月6日金曜日

焼肉えびす社長・逆ギレ会見

焼き肉店で生肉を食べた客が次々と食中毒を起こして死亡するという、痛ましい事故が起きた。

会見場に現れた社長は当初、精一杯冷静にしていたがついに逆ギレしてしまった。

『みんなやっている』『何処が悪い』『全部やめればいい』といった会見は過去にもあった。

食品の産地や等級偽装などだ。

しかし、死者まで出した会社の社長にしては、あまりに誠意に欠ける。事態の重大さの認識に欠ける。

被害者が増える度に、泣き声会見となり・・・・土下座会見となり・・・・

土下座してもなお、誠意を伝えられないのは最初の会見で「誠意の無さ」を印象づけてしまったためだ。

<教訓>
謝罪会見を行う場合は、
誰に何をなぜ謝罪するのかを明確に自覚し、
誠心誠意謝罪しなければならない。
また、原因・対応・補償などについて、明確な回答を用意しなければならない。
答えが出ていない場合は、答えを出す方法を示すべきである。
何の用意も無く、ただ謝罪するだけの会見は、一層の混乱を招く。

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