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2013年6月14日金曜日

加藤コミッショナー逆ギレ会見

プロ野球統一球問題で加藤コミッショナーが会見。
会見の流れは以下の通り。

①統一球に関してこれまで事務局も私も変わっていないと言ってきた。
②事実は今年から材質の一部を換えていた。
③謝罪する。
④私は昨日聴いた。
⑤ガバナンス(企業統治)には問題がったが、不祥事では無い。
⑥不祥事で無いから、辞める必要も無い。

加藤氏にとっては論理的なんだろうが、これは通用しない。
まず、問題を社会の視点から捉えていない。

この問題は下記の流れが一般的なとらえ方。

①昨年までの統一球に想定したより「飛ばなすぎる」という問題があった。
②この問題を是正するために「今年のボールに変更を加えた」。
③ボールに加えた「変更を公表しなかった」。
④結果、ホームランが飛躍的に増えた。
⑤選手やファンから「ボールが変わった」のではないかという疑問が出た。
⑥変わっていないと言ってきた。=事実を偽ってきた。隠蔽した。
⑦変更を加えたことを認めた。
⑧事実関係を明らかにして、責任を明確にする。

しかし、なぜ変更したか。なぜ公表しなかったか。などは明確になっていない。

会見がなっていない、というより問題の認識が無い、という最悪の状況だ。

事実を隠蔽して、ばれたら論点をすり替えて逃げるという
まさに官僚体質。
こんなひとが永年に亘って最も重要な大使職を勤めていたと思うと怖くなる。
まあ、名前に頼ってコミッショナーを選んでいるプロ野球機構の責任でもある。
事務方もコミッショナーなんてお飾りくらいにしか思っていないのだろう。
これからの対応次第で、この組織は機能しなくなるだろう。





2011年7月6日水曜日

オフレコ。書いたらその社は終わりだから。

2011年7月3日、復興担当大臣になったばかりの松本龍氏が宮城県庁を訪問。村井嘉浩宮城県知事が出迎えなかったことに怒り心頭。超上から目線の言葉使いで叱責。その上「オフレコだ」と宣言して「書いた社は終わりだ」と恫喝。なんのことははくすべてテレビで放送されて赤っ恥。即刻辞任となった。


教訓

・メディアに「オフレコ」は全く通用しない。
 「オフレコ」を書かないとしたらメディアの意味が無い。

・自分に頭を下げる人がいるのを、自分自身が偉くなったと勘違いしないこと。
 みなが頭を下げるのは、その肩書きに対してだけである。
・その場で自分が演じる役割りを理解すること。
 あなたの目の前にいるのは、県知事では無く「被災者の代表」なのだから。
・人としての基本が出来ていない人を大臣に指名しない。
 「親分肌」などというのは身内以外には全く通用しない。
・ビジネスマナーでは、来客が先に部屋に通されるのが普通である。
 「先に待っていろ」は、なに様か。
 大臣室などでは、は来客が待たされて部屋に迎え入れられるから先にいるだけ。











2011年5月6日金曜日

焼肉えびす社長・逆ギレ会見

焼き肉店で生肉を食べた客が次々と食中毒を起こして死亡するという、痛ましい事故が起きた。

会見場に現れた社長は当初、精一杯冷静にしていたがついに逆ギレしてしまった。

『みんなやっている』『何処が悪い』『全部やめればいい』といった会見は過去にもあった。

食品の産地や等級偽装などだ。

しかし、死者まで出した会社の社長にしては、あまりに誠意に欠ける。事態の重大さの認識に欠ける。

被害者が増える度に、泣き声会見となり・・・・土下座会見となり・・・・

土下座してもなお、誠意を伝えられないのは最初の会見で「誠意の無さ」を印象づけてしまったためだ。

<教訓>
謝罪会見を行う場合は、
誰に何をなぜ謝罪するのかを明確に自覚し、
誠心誠意謝罪しなければならない。
また、原因・対応・補償などについて、明確な回答を用意しなければならない。
答えが出ていない場合は、答えを出す方法を示すべきである。
何の用意も無く、ただ謝罪するだけの会見は、一層の混乱を招く。

2011年3月18日金曜日

統合幕僚長、余裕綽々会見

首相、官房長官、東電、保安院・・・次々といろいろな人が会見したが
一番安定感があり、信頼感を醸し出す会見だった。
資料を手に持って示すなど、分かり易い説明だった。

しかし、余裕綽々すぎてうっすら微笑んでいたのは、相応しくなかった。



記者が同じような内容を繰り返し質問しているのは、視聴者の要望とはかけ離れていたようだが、文字媒体が中心の会見では「確認、確認」となりがちである。

2011年1月28日金曜日

菅首相『疎いので・・・』

格付け会社による日本国債の格付けが下がったことへの感想。

『ちょっとそういうことには疎いので・・・』

あまりに不用意な発言。
国債の格付けはその国の信用度の尺度。
国の信用を守るのは総理の責務。
疎いではすまされない重要な課題だということにも疎いのか。

よく分からないときには
『関係閣僚などとも詳細な情報を検討して、改めて対応をお答えする』
などでひとまず逃げることも必要。
よくわからない、は
メディアトレーニング的には最悪の対応です。

2011年1月12日水曜日

秋葉広島市長、ネットだけで不出馬会見

広島市の秋葉市長が4月の市長選挙に出馬しないことを、YouTubeの動画だけで発表しマスコミ向けの会見を行わないことが反感を買っている。
たしかに、新聞やテレビは会見のすべてをそのまますべて伝えない。
場合によっては、違う意味で伝えたりするかもしれない。

だからといってマスコミとのコミュニケーションを否定するのは、公職に就く者の責任を果たしていない。
このコーナーでも取り上げているが「佐藤首相の新聞出ていけ」会見同様、選挙民とのコミュニケーション拒否といわれても仕方がない。
いくらネット時代といってもまだまだ国民の多くの情報源は、テレビや新聞である。
マスコミが偏向しているというなら、マスコミ向けの会見のすべてをネットで公開すればいい。
そうすれば、マスコミの偏向も白日の下に晒すことがでたのに。

<教訓>
メディアはその存在を否定されたとき、もっとも強く反発する。
上手につきあうのがメディア対応の基本である。

2010年12月12日日曜日

市川海老蔵の謝罪会見

暴行事件で退院後の謝罪会見。
本来なら暴行被害者としてなら「謝罪会見」の必要はないのだが
当日の記者会見をキャンセルして夜遊びしていたことや
単に一方的に暴行を受けただけではなさそうなことから
「謝罪会見」となった。



<メディアトレーニング的評価>
○評価されるべきポイント
・「謝罪会見」の様式で会見を行った。
・明確な謝罪をした。
・ゆっくり丁寧に話した。
・求められる限り質問を受け付けた。
・一貫して役者のイメージを守った。
・不用意な発言をしなかった。
・会見を新たなクライシスのはじまりにしなかった。

○評価できないポイント
・事件に関する内容がまたくなかった。
・視聴者の感情に訴求できなかった。
・台詞を話しているようで人間味を感じさせられなかった。
・「完全な被害者」は本当に正しいか。

●総評
内容のない謝罪会見であったが、適当な情報を流し続けるマスコミ対応としては、ある程度の効果があった。あんな会見に大挙して駆けつけるマスコミの方もおかしい。
婦人が警察に連絡しなければ、酔って階段から落ちたという話になっていたような
つまらない話だ。
メディアは沈静化するだろう。

2010年10月25日月曜日

囁き女将の会見指導

母が息子に指導する、有名な会見。
【会見の教訓】
  1. 会見場では、絶対私語を慎む。
  2. 謝罪会見では、心から謝罪する。
  3. マイクの性能が素晴らしいことを知る。

2010年10月22日金曜日

佐藤首相『新聞出て行け』会見

はじめてメディアと対決した会見。
有名な佐藤総理の退任記者会見。
散々いじめられた新聞を押し出してテレビを通して国民に直接話したかったようだ。
それなりに成果を挙げた総理だったが。掉尾を飾ることはできなかった。
<会見の教訓>
1.マスコミを相手に感情的になってはいけない。
彼らの顔は見えないがこちらは丸出しである。
2.新聞だけが偏向しているのではない。テレビだって同じである。
3.会見場のカメラの位置や記者の状態を把握してから、会場に入る。
4.最後だから、思い切り悪態をつくのもありか。