会見の流れは以下の通り。
①統一球に関してこれまで事務局も私も変わっていないと言ってきた。
②事実は今年から材質の一部を換えていた。
③謝罪する。
④私は昨日聴いた。
⑤ガバナンス(企業統治)には問題がったが、不祥事では無い。
⑥不祥事で無いから、辞める必要も無い。
加藤氏にとっては論理的なんだろうが、これは通用しない。
まず、問題を社会の視点から捉えていない。
この問題は下記の流れが一般的なとらえ方。
①昨年までの統一球に想定したより「飛ばなすぎる」という問題があった。
②この問題を是正するために「今年のボールに変更を加えた」。
③ボールに加えた「変更を公表しなかった」。
④結果、ホームランが飛躍的に増えた。
⑤選手やファンから「ボールが変わった」のではないかという疑問が出た。
⑥変わっていないと言ってきた。=事実を偽ってきた。隠蔽した。
⑦変更を加えたことを認めた。
⑧事実関係を明らかにして、責任を明確にする。
しかし、なぜ変更したか。なぜ公表しなかったか。などは明確になっていない。
会見がなっていない、というより問題の認識が無い、という最悪の状況だ。
事実を隠蔽して、ばれたら論点をすり替えて逃げるという
まさに官僚体質。
こんなひとが永年に亘って最も重要な大使職を勤めていたと思うと怖くなる。
まあ、名前に頼ってコミッショナーを選んでいるプロ野球機構の責任でもある。
事務方もコミッショナーなんてお飾りくらいにしか思っていないのだろう。
これからの対応次第で、この組織は機能しなくなるだろう。
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